団体交渉を重ね、復職を勝ちとった!

2019年4月に会社から復職を勝ち取った事についてご報告させて頂きます。
私は大阪に赴任してから不明瞭な会計やパワハラ問題などの職場改善を行っていましたその中で、2017年2月に他部署の上司であるK部長から「狂人」「ヤバ人物」と私を名指しで批判するメールを部署内に流されました。
驚いた私は企業内の社内労組を通じて「K部長の処分」と「メールの廃棄」を会社に要求しました。しかし社内労組は、会社の顔色をうかがうばかりで積極的な取り組みをしませんでした。社内労組では事態を打開できないと感じた私は社外の労組を探し、その中で辿り着いたのが管理職ユニオン・関西でした。書記長と執行委員の方は、一連の事態で疲弊し、休職した私の話を親身に聞いてくださり、2018年8月に組合員となりました。同時に会社に対し、団体交渉を申し込みました。
団体交渉は書記長と執行委員の豊富な経験と知識で論理的に会社の主張を退けていましたが、会社側は「K部長は処分に値しない」という考えに執着し、さらには、責任者を出さず課長職で団交に臨む、書類を代表名で出さないなど、面目に団交に臨まない姿勢を取ってきました。

そして、2019年9月より主治医から復職の許可が出て、私は復職意志を会社に示しましたが、会社は産業医を利用して私の復職を差し止めてきました。私は社外組合の管理職ユニオン・関西にする会社からの報復行為だと感じ、激怒しましたが、書記長と執行員が時間をかけて会社側の主張の矛盾を突き、私の復職を許可するようにと会社に要求し続けました。
その結果、2019年2月より会社の態度が軟化し、私は1か月間のリハビリ就労を経て2019年4月に復職する事ができました。現在は新部署の上司や同僚たちと良好な関係を築いており、安定した収入を得る事ができております。これも組合が会社に対して冷静に粘り強く交渉を行い続けた結果だと思っており、大変感謝しております。しかし、当初から要求していた「K部長の処分」と「メールの廃棄」は未だ解決していませんので、今後も繰り返し会社に要求していく所存です。